FXプラチナファンド・パーフェクトコピーのトレードを視える化をしたら何が視える?

記事内に広告が含まれています。

クロスリテイリングから発売されたFXプラチナファンド・パーフェクトコピー(PFPC)を動かしてみました。

トレードしている通貨ペアは、EURUSD、USDCAD、AUDNZDでした。

これらの通貨ペアで、同時に十数個のポジションをとります。
両建ても有ったりして、トレード履歴を見ても、何をしているのかわかりません。

プラチナファンド・パーフェクトコピーを稼働している皆さんも、同じように感じていると思います。

そこで、FXプラチナファンド・パーフェクトコピーのトレードを視える化してみることにしました。

トレード履歴をチャートに表示してわかったこと

3月9日から3月21日までのUSDCAD1時間足です。

押し目買い、戻り売りが基本で、逆方向に動いたときは、ナンピンをする

マイナスポジションを抱えても、両建てをしながら、ナンピンで利益を出していく様子がわかります。

こちらは、3月16日から3月29日までのEURUSD1時間足です。

左端に矢印のない赤と青のラインは、Limit オーダー(指値注文)でポジションをとることなく、キャンセルされたオーダーです。

FXプラチナファンド・パーフェクトコピー実践者のレビューに、「マイナスポジションを多く持ちながら、最終的にプラスに持っていく」と書いてある記事が多いですが、やっていることはナンピンをして戻りを待っているというトレードです。

戻ればOK、戻らなければ損切です。
「どこまでナンピンするの?」というのが知りたいところですが、実際に遭遇するまでわからないでしょう。

20%のドローダウンまで想定しているそうなので、その辺がナンピンの限界なのでしょうか。
倍率を高くするときは、その辺を考えて設定しないといけないですね。
調子よくいってても、ある日突然ガバッと持って行かれることになります。

ナンピンの幅の小さいEAと大きいEAが、同時に走っている

EURUSDの場合
幅の小さい方は、10~20Pips ロットが大きい(0.25)
幅の大きい方は、50Pips  ロットが小さい(0.02)
くらいでした。

黄色い丸の買いオーダーは、赤の丸の位置でクローズしていますが、これは手動で強制クローズしました。

証券会社の変更に伴い、ライセンスの初期化をする必要があるという事だったので、手動で決済しました。
(初期化は必要なかった。やり方は記事の一番下)

そのため、本来はオープンポジションになっています。
その後、ERUUSDは、戻りがなく、さらに100Pips下落して、週末を迎えています。

実際、myfxbookのオープンポジションを見てみると、ナンピン幅の小さいのと大きいのを合わせて、5個のナンピン買いを入れています。

視える化でわかったこと

何のトレードでもいえることですが、相場が一定の範囲で動いているときは、安定して利益が出るし、ドローダウンもわずかで済んでいます。

今のところ、レンジ相場で利益の出るEAを使っているようなので、どこかでレンジを超えたときに、それなりの含み損を抱えることになると思います。

稼働している期間が短かくて、どのような損切をするのかがわからないので、はっきりしたことは言えません。

しかし、いま安定して利益が出ていても、倍率を高くしたり、証拠金をグッと増やすのは、まだ、慎重になったほうがよさそうです。

証券会社を変更する場合でも、ライセンス初期化は必要ない

MT4とライセンスが紐付されているので、今使っているMT4で、新しい証券会社のサーバーに接続すれば良いだけです。

お名前.comのVPS お名前.com デスクトップクラウドfor FX には、MT4がプリインストールされています。
つまり、プリインストールされたMT4で、どの証券会社へも接続OKという事です。

ライセンスの初期化をしないで証券会社を乗り換える方法

  1. MT4のナビゲータ欄の「口座」を右クリック
  2. 「デモ口座の申請」を左クリック
  3. 「新しいブローカーを追加します」の右にある「+」マークを左クリック
  4. 出てきた欄に、証券会社から連絡のあった、サーバー名を書き込みます。
  5. scan して、書き込んだサーバー名が表示されたら接続OKです。

あとは、口座ID、パスワードを入力してログイン完了です。

トレードを視える化する方法

視える化に必要なトレードのトレースは、
FXmtさんの 無料インジケーター・TradeView を利用させてもらいました。
https://fxmt.co/

TradeViewのラインを見やすくするために
fai さんの「とあるMetaTraderの備忘録」より
ラインの色を見やすくするツールを利用させてもらいました。
http://d.hatena.ne.jp/fai_fx/20130128/1359360469

この二つのツールを使えば、PFPCのトレードの様子を視覚化して見ることができます。
真っ暗闇で一寸先が見えなかった状態から、一気に視界が開けたような感覚になると思います。

追記
販売が終了したPFPCが、4月8日から再販されるそうです。
値段は、99,800円/月です。

今でも、証拠金50万円ないと、毎月の支払負けしてしまいます。
今回の値上げで250万円の証拠金が必要になります。

この値上げ再販は、証拠金50万円未満で参加していて、継続しようかどうしようか、迷っている人の引き留め策のような気がします。

そのうち、ファンドの第二弾も出てくるでしょう。
第一弾は、レンジ相場対応のコツコツ型だったので、第二弾はトレンド相場狙いの高リターン型なんてことが有りえます。

TitanFX が高額取引をしている人の倍率を、500倍から引き下げたそうです。
利益を出す人が増えると、ブローカーは、いろいろな対策をしてくるでしょうね。