まずは下の資産曲線を見てください。
スゴイでしょう。
単位は円ですから、1万通貨でも9000万円を超える利益です。
目立つドローダウンも有りません。
やったことは
- 図2のように、ドル円のチャートにインジケータを表示させてから、4本値とインジケータ値をダウンロードしました。
- そのデータを、Excelに取り込んで、売買シミュレーションをした結果が、図1のグラフです。
売買ルールは、インジケータの傾きが反転した所でのドテン売買です。
Excelに取り込んだのは、MT4の表示データをダウンロードするスプリクトとExcelで売買シミュレーションするテンプレートを持っていたからでした。
6年以上のトレードでドロ-ダウンがほとんどありません。
この辺でちょっと怪しく感じるのですが、それでも期待をもって、EA化してみました。
これが本物なら、1億円稼ぐEAができる!
グラフにするまでもない結果でした。
どうして、こんな所でエントリーするんだという場所でエントリーしているんです。
そこで、動きを観察してみました。
1. 右端のインジケータの傾きが右下がりから右上がりに変わったので買いエントリーしています。これは、予定通り。
図3 インジケータの赤い棒が右下がりから、右上がりに転換したので買いエントリー
2. エントリーから2本目の足の時点です。
傾斜の関係は同じですが、赤い棒が大きくなっています。
このインジケータは、リペイントするんだ。
ヤバイ!
図3 エントリーから2本目の足の時点 インジケータの値が変わっている。
3. エントリーから4本目の足になりました。
エントリーした所のインジケーターの傾斜が右下がりになっています。
はじめからこうなっていれば、エントリーはしません。
図4 エントリーから4本目の足 エントリーした所の傾斜は、右下がりに変わっています。
4. エントリーから9本目の足まで経過しました。
インジケータは、エントリーした時とは、似ても似つかない形になっています。
ここで初めてチャートを見れば
「オイオイなんで、こんなところでエントリーするんだよ」と
コンピュータに言いたくなります。
図5 エントリーから9本目の足 インジケータは、エントリーした時とは別物です。
これで、EA化するとうまくいかない理由がわかりました。
1億円を稼ぎだすEAは、幻でした。
追伸
このインジケータは、同梱されている16個のインジケータとともに使うようになっています。
単独で使うべきでは、ないのかもしれません。
下記からダウンロードできますが、何があっても自己責任でお願いします。